top of page
小川山の六本杉
(おがわやまのろっぽんすぎ)
この大杉は、推定樹齢350~400年、樹高40~50m、周囲5~6mのもの6本が一直線に植え付けられたものです。
奥深い山間の斜面を利用したこの場所は、県道から小川橋を渡り、小川集落を過ぎ、さらに小川沢林道を進んだ地になります。この山道に沿って約30分程度歩くと正面に見られます。
伝承によりますと、日光杉並木造成の時に植え付け作業に参加した村民が残り苗をひそかに持ち帰り、人目につかない山中に同時期頃に植え付けたものと言われています。
また、小川山の山中でもあることから、何時しか「小川山の六本杉」と言われ、自然の厳しさにも耐え、この雄大さを誇ることから、県内外から見学に訪れています。
なお、集落付近はかつて、山仕事のほか蚕・こんにゃく栽培などが盛んで、小川橋を渡った右手に西大芦発電所もあり、昭和30年代まで、東京電力(株)による配電が続けられて人的交流なども盛んな集落でありました。
平成13年鹿沼市指定天然記念物になりましたが、「鹿沼市グリーンライフ保存樹木」にも選定されています。
西大芦地区ふるさとづくり協議会
bottom of page